エルメス プリュムエラン ひっかき傷 補修 両面のほぼ中央結構深い傷がありました。傷を目立たなくするためにはその周辺も含めて シボ(革の模様)が薄くなりやりすぎるとかえって違和感が出ます。ある程度仕上げたら 面全体に色を付けながらなじませていきます。この際に調色は他の部分を見ながら調整して いきます。 |
||
BEFORE | AFTER | |
手縫い財布 傷補修 表面にミミズがはったような傷が無数にありました。またこの傷は結構深いものでした。一般 にはパテを使用するケースですが範囲が広く浅い傷と混在するため、補色と面までひたすら 1日がかりで消しました。また糸は色が入るため最初に全部抜いて行い、最後に入れ直しま した。質感の違いはあらかじめお客さんに了解をとって行っています。 |
||
BEFORE | AFTER | |
SAZABY 財布 水濡れ補修 鞄の中でお茶をこぼし表面が少しゆがんでいました。シボの凹凸が大きいため表面を圧迫する 型押しはやめて局所アイロンのみで作業を行いました。写真ではわかりにくいですが、使用可能 範囲に復元できたと思います。さらに行う場合は糸をほどいて表面の革の裏側に接着芯を入れて 矯正する方法もありますが、財布へのダメージを考えてこれで仕上げとしました。 |
||
BEFORE | AFTER | |